パレットラック1トン/段
部材の種類
部材名 | 目的 |
フレーム (支柱) |
ラック全体を支えます。 ラック一台あたり、単体では4本、既存のラックに連結する場合は 2本使用します。 フレームとトラスが溶接構造で、安全設計となっています。 |
ワイドビーム (ビーム) |
ラックの間口方向への揺れを防ぎ、パレットを支える部材です。 |
デッキ チャンネル (デッキ) |
ビームとボルトで固定し、ビームの広がりを抑えるための補強材です。 パレット1つあたり2本使用します。 デッキチャンネルにも耐荷重を設定している為、ビームに積荷が 載らない場合でも、デッキチャンネルのみで支える事が出来ます。 (但し、長期間の使用は不可) |
トラス | ラックの間口方向への揺れを防ぎます。 フレームとトラスが溶接構造で、安全設計となっています。 |
ベース | 床を保護します。 |
ライナー | ラックの水平を保つため、床に合わせて調整します。 |
部材の組み合わせについて
1000kg/段のパレットラックの場合、ラックの高さ(H)によってフレームの級が異なります。ビーム級(BC-04)、デッキ級(DS)は変わりません。
単位:mm
荷重 | 高さ(H) | フレーム級 | ビーム級 | デッキ級 |
1000kg/段 | 2400 | L | BC-04 | DS |
3000 | ||||
3600 | ||||
4200 | M |
フレーム級
フレームの断面はねじれに強いC型構造で形成されています。支柱にフック孔を100mm間隔で設けていますので、ビームの位置は100mmピッチで自由に調節出来ます。
また増連の場合、1本のフレームで左右にビームを取付ける事が出来るので、経済的です。
ビーム級
ビームの断面はねじれに強いC型構造で形成されています。デッキチャンネルはボルトでデッキチャンネル受けに固定します。
デッキ級
デッキチャンネルの断面はねじれに強いC型構造で形成されています。デッキチャンネルにも耐荷重を設定しており、ビームに貨物が載らない場合でもデッキチャンネルのみで支えることが出来ます。(長時間の使用は出来ません。